東山公園の野草 その2カタバミ(片喰)
前回はミヤマカタバミを紹介した。ついでに、普通のカタバミ(片喰:カタバミ科)を紹介しておこう。ミヤマカタバミと異なり黄色の花弁である。これは草地であればどこでも見られる。
我が家の家紋は縁なし片喰であり、昔からなじみがあった。ところが恥ずかしいことに、つい最近まで、クローバーとの違いを認識していなかった。片喰はハート型の小葉である。
クローバーは丸い。クローバーの種類も多いが、シロツメクサをはじめとして、小葉の中央に爪のような白い紋を持っている。
カタバミの花は、午後の4時ごろには花弁を閉じてしまう。閉じたときに花弁は捩れ、結構しっかりと閉じる。この動きの原動力は、動く部分の細胞が、内部の水分を出入りさせる(膨圧運動)ことによるらしい。うまくできている。
花弁だけでなく、3枚の小葉も夕刻になると垂れ下がる。
この動きは、昼夜を日照でセンシングして開閉しているのではなく、内部に時計を持っているという実験結果もあるそうである。人工照明で24時間一様に照射しても、時間が来ると花弁を閉じるらしい。
通常のカタバミは黄色だが、紫色の花弁を持つムラサキカタバミというのもある。この写真は東山公園ではなく、小石川植物園で撮影したものである。
因みに、写真を撮影した日時は、それぞれの写真のファイル名を見ていただければわかる。年月日時分秒の順でファイル名にしている。
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