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2011年8月の5件の記事

2011年8月16日 (火)

入谷の鬼子母神と上野公園 その2

科学博物館の前の広場の木陰で一休みする。ここでは今、特別展「恐竜博2011」を開催している。入り口には夏休みの日曜日ということもあり、子供連れの親子が長蛇の列をつくっていた。20110814111642

しばらく休んだ後、木陰を求めて国立博物館の前を通り過ぎる。ここでは特別展「空海と密教美術展」を開催している。近いうちに来てみようと思っているが、今日は人出も多くパスする。

動物園の旧正門の通りを進む。この道は、上野公園の中でも好きな道である。今の正門は昭和36年(1961年)に作られたというから、旧正門はそれまで使われていたのだろう。子供のころの記憶は、こちらの門である。

この道を抜けると、現在の正門に至る。それまでの静かな雰囲気が一変し、賑やかな様相となる。入園者も結構多いようだ。さらに先を進み、精養軒の前を過ぎると、上野東照宮である。徳川家康、吉宗 慶喜を祀っている。何度も前を通り過ぎているが、参詣したことはない。せっかくなのでお邪魔してみることにする。

大鳥居を潜ると、直ぐ先に瀟洒な門があり、石灯籠の参道が続く。奥には本殿が見えている。20110814113304

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本殿に近づくにつれ、なんとなくおかしい。どうやら工事中のようだ。さらに近づくと、本殿と思っていたものが、工事現場を覆う幕にかかれた絵(写真?)であることが判明する。しかし良く画けている。遠くから見ると、本物と見間違えてしまう。嫁さんと大笑いである。20110814113521

東照宮を後にして少し行くと、笹薮の中の石の上に、野良が2匹昼寝をしていた。丁度そのとき、自転車に乗ったおじさんが来て、猫に声をかけた。猫は身も軽く自転車によってきた。どうやらご法度の餌付けをしているようだ。このおじさんにはご法度の意識はないのだろう。20110814114020

さらに進む。今度は上野大仏である。これも見たことがない。石段を登った高台にあり、青銅製の大仏の顔だけが安置されている。この大仏は、1631年に造営されたという。その後火災に遭い、1841年に新鋳された。関東大震災では、仏頭が落ち、それが現在安置されているものである。仏体は、第二次世界大戦で消費されたという。そういえば、全国のお寺の梵鐘も、多くが供出させられた。こんな有様で勝てるなど、誰が考えてもありえない。きしくも明日(8月15日)は敗戦記念日である。20110814114229

上野公園には何度も来ているが、灯台下暗しではないが、知らないことが沢山ある。そろそろ昼時になり、不忍池に下りてみることにした。池のそばまで来ると、なにやら大きな花が開いている。蓮である。30cmほどもあろうかという見事な花である。それが池の一面に広がっている。こんな豪勢な蓮を見るのもはじめてであった。20110814115324

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蓮を鑑賞しながら弁天様にお参りし、御囲地町に出る途中の寿司屋で昼食とする。その後、飲み屋街のはずれにあるブティック風の店の前で、一服する。どうやら、夜の女性相手のブティックのようで、ショーウインドウに飾られた派手なイブニングドレスの値段は結構安かった。20110814124436

炎天下の短時間の散歩であったが、楽しい発見が盛り沢山のツアーであった。

2011年8月15日 (月)

入谷の鬼子母神と上野公園 その1

昨日、夏の日照りの中、入谷の鬼子母神から上野公園周辺を歩いてみた。上野駅から国道4号線を北上する。知らなかったが、下り側にも反対側にも、二輪車を扱う店が多い。どんな商品でもそうだが、ポツンと一軒で商うより、何件か集まって商う方が、競争は厳しくなるが客が集まるのだろう。

また、道沿いにはスーパーホテルがあり、折りしも3人連れの恰幅のいい(失礼、ふくよかですね)外国のお嬢さんが、観光に出かける様子で出てきた。後で調べてみると、最安値の部屋は朝食付きで3000円である。超円高の折、これは助かるに違いない。

入谷の交差点で言問通りに左折すると直ぐに鬼子母神の眞源寺である。江戸三大鬼子母神の一つであり、他に雑司ヶ谷の法明寺境外堂鬼子母神堂、市川の中山法華経寺(江戸期には本所本佛寺だったともいわれている)がある。20110814103824

雑司が谷にはサクラを見に出かけた(その時のブログ記事はこちらです。)が、それに比べ眞源寺は何ともこじんまりとしてお寺である。江戸時代の古地図を見ると、眞源寺は日光街道の東側に引っ込んだ位置にあり、今よりも広い境内があったと思われる。入谷の交差点の南西角に静連寺というお寺がある。古地図では浄連寺という名であり、眞源寺は路地を挟んで向かいにあった。名前が変わったのだろうか。、江戸時代のこの界隈は、街道を一筋入るとお寺さんばかりである。

さて、眞源寺である。7月の朝顔市でも有名だが、境内は狭く、周辺の歩道を使って開かれるようだ。一寸裏路地に入ると、確かに朝顔を軒下に植えている家を見かける。また、入谷の交差点には、朝顔のレリーフを彫ったモニュメントが立っている。

入り口の直ぐ右脇には福禄寿が祀られている。下谷七福神の一つになっているらしい。隣に百度石があるが、本堂まで10歩もかからない。このお寺でのお百度参りはとても楽だろう。20110814103745

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本堂はビルに挟まれ、何とも窮屈な姿だ。20110814103728

左手の裏に墓地があり、一寸だけ墓石を見させていただいたが、新しいものが多い。残念ながら、歴史を感じさせるものは見つけられなかった。

お参りを済ませ、下谷の路地を通って上野駅北側の跨線橋に向かう。この界隈の路地も、懐かしい雰囲気を醸し出している。跨線橋を渡ると、直ぐに上野公園に入る。右手は寛永寺、左は日本学士院である。ここで気になることを見つけてしまった。記事を書くために、NETで地図(Yahoo、Googleともにゼンリンの地図がベースになっている)を見ていたら、なんと日本学士院がお寺(地図記号)になっているのだ。どうやら、ゼンリンの調査員が間違えたらしい。寛永時の周辺はお寺が多く、また***院と呼称するお寺も多い。お寺関係を調査の後、学士院にきて、その表札からお寺と記入したに違いない。いつ修正されるか楽しみである。流石に国土地理院の地図は間違えていない。Gakushiin

2011年8月 6日 (土)

札幌・円山登山 その2

しばし、汗をかいた身体に心地よい風を浴びる。休憩を取った後に山の西側にある動物園方向に下山する。下り始めてまもなく、藪の中に変わった花を見つけた。キツリフネである。20110731092444

また、ミズヒキも結構咲いている。20110731092859

道を下ると動物園の境界のフェンスに突き当たる。ここを右に進むと元の登山口に至る。手前でも見かけたが、やや地味なノブキが咲いていた。20110731093542

フェンス沿いは小川が流れ、湿地帯になっているようで、木道も整備されている。しかし、今の時期、開花している花は少ない。円山には多種の樹木があるようだが、ひときわ目立つのがカツラである。幹の部分は、なんとなくガジュマルに似ていなくもない。20110731094543

登山口を通り過ぎたところに、青色の鮮やかなアジサイが満開だった。20110731102247

公園の中にもいろいろな樹木があるが、ひときわ北海道らしさを放っているのはポプラである。20110731102759

まだ時間も早く、公園の中にある北海道神社にお参りすることにした。本殿の手前にある門の注連縄の上には、米俵が鎮座している。このような注連縄は初めてである。20110731103930

本殿の前では、和装姿の新郎新婦とその一団が記念撮影をしていた。この神社のご紋は菊である。明治2年に、それまで蝦夷地と呼ばれていたのを北海道と改め、北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三柱の神々(開拓三神(かいたくさんじん)といいます)を鎮斎(ちんさい)したという。境内も広く、豪壮な神社である。20110731103955

本殿を出て直ぐ右脇には、佐賀藩士で北海道開拓の父(開拓の神)と呼ばれた島義勇(しま よしたけ)の像がある。そのいわれを書いた石碑の前に、美しい姿のキキョウが咲いていた。その直ぐ上には、まるでキキョウを愛でるようにトンボが羽を休めていた。20110731104537

汗も引いて、湿気の少ない気持ちいい風に当たりながら、短時間の散歩を終了する。札幌駅で札幌ラーメンを食し、帰ることにしよう。

2011年8月 5日 (金)

札幌・円山登山 その1

7月30日に札幌で仕事があり、1泊で出かけた。翌日は13時30分初の飛行機まで特に予定がなく、円山公園の円山に登ってみることにした。円山は藻岩山の隣にある小さな山である。当初、北大の植物園で時間を潰そうと思ったが、既に何度か訪れており、新規開拓である。前日の仕事仲間が3人同行した。

もともとは円山がモイワ山だったようだ。モイワはアイヌ語で小さなという意味で、現在の藻岩山には別の名前があったという。明治期に、本土から入った人たちが、山の形から円山と命名し、モイワ山は現在の藻岩山と間違えたという。

円山公園は、地下鉄の東西線の大通り駅から3駅目である。大通り駅で待ち合わせ、ホームに降り立つと、反対側の電車が入る。駅のアナウンスがオードリーと案内している。オードーリではないのである。駅のアナウンスだけかと思ったら、帰りの電車の車内アナウンスがやはりオードリーであった。後ににヘップバーンとつけたくなる。

程なく円山公園駅に到着。駅に掲示された案内に従い公園方面の出口に向かう。表に出ると直ぐ先に公園の森が見えてくる。周囲のビルに遮られ、円山は望めない。20110731082035

公園に入り、入り口の案内にしたがって、公園の中を流れる小川に沿って登山口に向かう。それらしき道が出てきたので50m程上ってみると、その先から道はなくなっていた。引き返して公園の奥へと進む。短気なおじさんパーティーである。少し先に、円山原始林の石柱と円山のマップが掲載された大きな看板があった。

登山口にある小さな大師堂を後にして上っていく。20110731083405

道はよく整備されていて歩きやすい。こちらの登山道には八十八霊場を模した地蔵さんが祀られ、道標の役目も担っているようだ。円山と藻岩山の周辺は原始林と呼ばれ、国の天然記念物になっている。原始林というより天然林なのだそうだが、植生を含めた生物の多様性が評価されてたようだ。
(札幌市資料:http://www.city.sapporo.jp/shimin/bunkazai/pdf/documents/moiwamaruyama_3.pdf

日曜日のせいか子供を含めて多くのトレッカーと遭遇する。街中に近いこともあり、散歩がてら気楽に歩ける山である。道端の野草を探しながらゆっくりと登る。一番多く咲いていたのがダイコンソウである。20110731082733

ナガバハエドクソウという少々怖い名前の野草も多く見かけた。名前とは違って、可憐な小さな花である。20110731084816

しばらく登ると、木の洞でエゾリスが木の実を一生懸命に食べている。悪さする人間が少ないのか、警戒する気配はあまりない。20110731085117t

頂上までは1kmの行程で、途中に小さなピークを一つ越える。20110731084734

ゆっくりと登ってきたが、登山口から30分で安山岩でできた頂上に到着した。標高225.4mである。ここからは、東の方向に広がる札幌の町が一望できる。中央のやや右に見える大きな通りは、菊水旭山公園通りだろう。また、やや左手の高いビルの立ち並ぶ界隈が、札幌駅周辺と思われる。20110731090440

2011年8月 4日 (木)

目黒区・林試の森と世田谷区・駒沢公園 植物採取

1週間と少々前になるが、7月25日の月曜日に、久しぶりのポタリングをした。ポタリングといっても植物採取(写真撮影)である。近くて手ごろな、林試の森公園と駒沢公園を巡ってみることにした。

林試の森までは、山手通りを品川方面に走り、羅漢寺の交差点の一つ先で右折する。そのまま300mほど進むと森の東門に出る。距離にして4km程の行程である。近くには目黒不動として有名な瀧泉寺がある。東隣が五百羅漢寺で、北側の裏の墓地に、青木昆陽の墓がある。

林試の森に来るのは久しぶりである。月曜日の午前中ということもあり人は多くないが、ご近所のおじさん・おばさんがウオーキングを楽しんでいる。森の木々は濃い緑に染まって、日差しは強いが幾分涼しく感じる。

さて、植物採取である。小石川植物園もそうだったが、今の季節は花をつける植物が少ない。公園の中には、野草の道と名づけられた散策路もあるが、笹薮だらけで花はまったく見つけられない。公園の中央付近が谷状になっており、そこに小さな池がある。20110725094648

降りてみると、池の辺にある植え込みに、終わりに近いキカラスウリが開いていた。花弁の先が既に痛んでおり、少々みすぼらしい。20110725094352

その脇には白い八重の花が咲いている。掌状の葉で、花も特徴があるのだが、いろいろ調べてみても名前が分からない。花を知るのは難しい。20110725094320

公園の奥には芙蓉が咲いていた。20110725095119

公園の出口付近に、すっくと伸びた茎に、疎らに白と赤の小さな花を付けた野草を見つけた。後で調べてみるとミズヒキというらしい。ご祝儀に使う熨斗のミズヒキである。小さすぎてイメージが湧かないが、なんとも可憐な花である。20110725094807

収穫の少ない植物採取であった。次の駒沢公園に期待して走り出す。目黒郵便局から学芸大学駅を抜け駒沢通りに出る。これを西に向かえば、やはり4km程で公園に至る。

公園の南側から入り、周回サイクリングロードを走ってみる。ここを走るのもはじめてである。のんびりと1週し、次に距離を測ってみたら、ちょうど2kmである。ランニングと散策とサイクリングの道が区分されてはいるが、あまり守られていない。自転車はかなり注意して走らないと怖い。しかし、信号もなく、のんびりと距離を走るにはいいコースである。

3週ほど走って、植物採取に移る。周回しているときに、周りを注意していたが、やはり咲いている花は少ない。目立ったのは、植え込みの地面に群生しているカタバミである。黄色の小さな花を咲かせている。20110725110215

近くにはシロツメクサ(クローバー)も白い花を咲かせていた。20110725105934

ところで、カタバミとシロツメクサはいずれも三つ葉である。シロツメクサは葉が円形に近く、白いくの字状の紋が入っている。一方カタバミの葉には紋がなく、ハート形をしている。これまで、あまり区別をしていなかったが、カタバミの葉には毒性があるという。

野草は他にタンポポやヒメジョオン(小さな菊のような野草)を見かけるくらいであった。花壇には、ムラサキクンシラン、ルドベキア、ルリマツリ、ムクゲ、ヒマワリが咲き誇っていた。20110725105813

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植物採取する花も尽きたので、自由通りから246号線に出手帰宅した。20km程のポタリングであった。

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