東京南西ポタリング散歩 その2 多摩川台公園・大井埠頭中央海浜公園
しばし涼を楽しみ、渓谷を後にする。出口で、同年輩のご夫婦に多摩川へ抜ける路を聞かれる。渓谷から多摩川に抜けていかれるようだ。丸子川の道は、自転車よりも歩く方が楽しめるかもしれない。丸子川の左岸に入り込む路は、どれも急な坂道になっている。武蔵野崖線を感じさせてくれる。
東急東横線の多摩川駅の手前には、多摩川台公園がある。その先は浅間神社である。神社は何度か行っているので、駅を回りこんで公園に入ってみた。多摩川に面した側からは階段になっており、自転車では登れない。
この公園もはじめてだ。紫陽花や、さまざまな花が咲いていた。平日の午前中ということもあり、暇な中年以降のおじさん・おばさんが散策している。といっている当方もその一員ではあるが。
台地の上には、いくつかの区画に分かれ、水生植物や、花壇がしつらえられている。
ここでいくつか花を紹介しておこう。まず、トモエソウ(巴草:オトギリソウ科)。この花は、花びらの片側が捩れており、巴に似た形のために命名されたようだ。結構いろいろなところで見かける。後で気がついたが、住んでいるマンションの植え込みにもあった。灯台元暗しである。
モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草:アカバナ科)。北アメリカが原産の帰化植物ということだ。
ハンゲショウ(半夏生:ドクダミ科)。花に近い部分の葉が、白く変色する特徴がある。
ミソハギ(禊萩:ミソハギ科)。お盆のときにお供えの花に使われるらしい。わずかこれだけ調べるのが大変だった。
夏の花も十分堪能できた。公園を後にし、多摩川のサイクリングロードを六郷まで下る。ここから第一京浜に入り、大森警察署前の交差点で海側に渡る。次は大森ふるさとの浜辺公園に寄るつもりだが、昼も近くなったので、途中の蕎麦屋で昼食にする。
大森ふるさとの浜辺公園には、自転車で何度も来ている。水遊びもできそうだが、水に入っている人はいない。東京の河川の浄化が進み、東京湾もかなりきれいになったと思うが、積極的に水につかる人はいないようだ。
隣は平和の森公園である。ここにはテニスコートやアスレチック施設がある。千葉の野田にある清水公園には、大規模なアスレチックコースがあり、その一部に池を渡るようなルートがあった。柏に住んでいた頃、夏に子供をつれて遊びに行き、よくそこで水に転落する人を見ていた。ここにも、池越えのルートが設置されているが、今日は平日ということもあり、誰も遊んでいない。
次は大井埠頭中央海浜公園である。そこへ行くには首都高羽田線を越えなければならない。平和島の大きな交差点に掛かる陸橋を渡る。ここを通るときにいつも感じるのだが、何故これほどまでに自動車優先の都市計画をしなければならないのだろうか。お台場や有明に行こうとすると、自転車ならば銀座から晴海を抜けて回り込まなければならない。品川からすぐだというのに、歩いても、自転車でも、直接のアクセスはできないのである。
さて、不平は棚上げにして、京浜運河を渡ると大井埠頭中央海浜公園に到着する。
この公園も樹木が多く、風は心地よい。ただし、夏場は若干運河の水が臭う。運河の岸辺では、釣りを楽しむ人で賑わっている。
道に眼を落とすと、木漏れ日がゆらゆらと揺れている。太陽の丸いピンホール像である。日食の時には三日月形の木漏れ日になり感激するが、今日は○である。
林間の道が切れる頃、小休止をとる。ふと運河を眺めると、ボラの稚魚が群れ、水クラゲがプカリプカリと泳いでいる。あらためて、夏らしさを実感する。
後は目黒川を遡上して帰宅。半そでのサイクリングウエアだったため、両腕がかなり日焼けしてしまった。
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毎日暑いね。自転車でスィスィ出かけられていいわね。くれぐれも、交通に注意してください。黄色い花は多分オトギリソ草ではなくトモエソウと思います。先日茶花として使ったばかりなので気になりました。
ご指摘のように多分巴草です。これもオトギリ草科で、花びらが一方向にねじれているようです。花は変種が多く、名前が難しいね。
(家主)
投稿: bisho | 2011年7月11日 (月) 13時39分