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2011年5月の6件の記事

2011年5月13日 (金)

神田川散策

GWの中日である4日、嫁さんが散歩をしたいというので、神田川を永福町から源流の井の頭公園まで歩いてみることにした。自転車に乗り始めたころ、早朝によく走った道である。

井の頭線で明大前まで出て、甲州街道の陸橋を明大の正門側に渡る。正門の右手に駐輪場があり、その先に玉川上水の痕跡が通っている。今は、直ぐ先の谷を通る井の頭線を跨ぐために、直径1m以上もある鋼管が上下に2本、溝の中に納まっている。写真では上に茂った草で、鋼管が隠されてしまっている。20110504091800

玉川上水は羽村の取水堰から始まり、新宿御苑の正門にあった四谷大木戸まで続いていた。全長は約43kmである。1653年に開削されたという。高低差は約90mのしかない。平均の斜度は0.2%である。武蔵野台地の尾根筋を通したらしいが、細かな起伏が多く、往時の測量技術の高さが偲ばれる。その先は木樋や石樋で造作された地下水路を通り、江戸の町に上水を配水していたという。

井の頭線を跨ぎ、線路沿いの坂道を神田川に向かって下っていく。明治大学側の崖の法面は、コンクリートで覆われているが、どういうわけか表面が凸凹である。造成した後に変形したとは考えられず、初めから凸凹にしたのだろうか。しかし何故。20110504091905

さて、坂を下った先に神田川がある。玉川上水は先ほど書いたように尾根筋を通っており、その北の谷側に神田川は流れている。2本はほぼ平行して井の頭公園まで続く。

神田川に降りてすぐ、上流側に白鳥のような白い鳥がいると嫁さんがいう。確かにそれらしき白いものが見えるが、鳥かどうか判別がつかない。50mほど進むと何のことはない、ゴミの入った白いビニール袋が、浅い流れの上に出ていたのである。川にはゴミはほとんどないが、たまに不届き者がいるようだ。大きな鯉をそこかしこで見受ける。

神田川の散策路はよく整備されている。道に沿う家々も、様々な草花を植え、色とりどりの花を咲かせている。花の名前に詳しくはなく、写真にとって後で調べることにしている。しかし、分からないことが多い。これはなんという花だろうか。20110504095151

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川を遡上していく途中、下高井戸5丁目に塚山公園がある。その脇に、しゃが(アヤメ科:これもネットで調査)が鮮やかに咲いていた。20110504095238

この公園の場所には縄文時代の遺跡があったらしく、コンクリートの縄文家屋が据えられていた。ということは、神田川は相その当時から流れていた川なのだろう。

公園を過ぎた辺りから、川の底がきれいに整備されている。場所によっては、水生の草花が植えられている。20110504110221

三鷹台の駅の先には、近隣の幼稚園児が作ったと思しき、かわいいこいのぼりが川の上一面に泳いでいた。20110504110903

井の頭公園の隣の三鷹の森で、途中で購入した弁当を食べる。井の頭公園は人で溢れていたが、こちらは然程でもない。しばらくのんびりした後、井の頭公園に戻り散策する。貸しボートが、池を埋め尽くしていた。

混雑に少々疲れ、吉祥寺の駅前のケーキ屋で一休みし、吉祥寺の町をぶらついて帰途に着く。帰宅後、万歩計を確認してみると23000歩に達していた。16km程の距離を歩いたことになる。

2011年5月 6日 (金)

眼振とめまい その5

平衡器官を含め、神経系の病はなかなか見立てが難しいようだ。また、めまい外来に訪れる患者も、一過性の症状が治まってしまうと、継続的な治療を受けずに医者を離れてしまうらしい。そのため、めまい外来そのものの運営が難しいらしい。

話は変るが、病院で受けた検査のデータは誰のものだろうかと考えてしまった。MRI検査の結果は、封筒に入れられ封をとじられていた。検査報告書もさることながら、CD-RのMRIの画像データには興味があったが、中身は確認できない。さらに、耳鼻科の医者は画像を説明するでもなく、単に問題ないとの説明で終わってしまった。

医者はもっと検査の目的や検査結果を、患者に詳細に伝えることが必要だろう。決して安くはない医療費である。ましてや患者はかなりの時間を検査や治療に費やす。インフォームドコンセントをもっと徹底させることが必要だし、患者ももっと要求すべきかもしれない。

個人の検査データが個人のものとして管理されれば、医者が変っても重複した検査を受けなくて済む。個人別の電子カルテなる仕組みが、かなり前から議論されているが、一向に実用化される兆しがない。医療費の軽減にもつながることなのだが。

また、めまいなどの症状は言葉で説明するのが難しいときがある。患者が感じているさまざまなめまいの状態を、モデル的な映像で示してくれれば、自分お状態をもっと判別しやすいのではないかと思ったりした。検査方法についてもまだまだ工夫の余地がありそうである。

さらに話が変る。昔、ヒッチコックの”めまい”という映画(1958年)があった。ジェームズ・ステュアートとキム・ノヴァクが主演した映画である。ある事件のショックで高所恐怖症によるめまいを発症し、警察をリタイヤした元刑事が事件に巻き込まれる話である。詳しいストーリーは忘れたが、この映画や”サイコ”など、ヒッチコックには心理的な問題をテーマにした映画が多い。一般の病気と異なり心理や神経・感覚器官の異常は、一部の疾病を除いていまだ原因究明が難しく、治療法も確立していないように思う。患者がそれを表現する手段を持たず、それを計る検査手法がまだまだ不十分なためだろう。

ともかくも、これも老人性疾患症候群の一つかもしれない。

2011年5月 5日 (木)

眼振とめまい その4

MRI検査当日、自宅から7kmほどのところにある荏原病院に自転車で向かう。MRI検査は20年ほど前に脳ドックで受けたことがある。その時代から比べれば、おそらく解像度も上がっているに違いない。

しばらく待たされた後、検査が始まる。金属性のものをロッカーに残し、検査室に入る。MRIは強い静磁場と勾配磁場を与え、生体内の水素原子の核磁気共鳴現象を使って臓器を3次元画像化する。

時計がないのでどのくらいの時間がかかったか不明である。おそらく30分程度であろう。脳どっくのときは、無法末の一生で出てくる小倉太鼓の乱れ打ちだと感じた。今回もかなりの音響と振動が感じられた。

検査技師からはなるべく動かないようにとの注意を受けていた。それを守り、視点を固定しリラックスしていると、騒音や振動も心地よい感じになってくる。その内に眠気が襲ってくる。眠らないように、意識を集中しているとやがて検査が終了する。

検査完了後、報告書の作成に1時間ほどかかると技師より伝えられる。丁度昼時である。病院から少々離れた石川台に、インドカレー屋があることを思い出し、自転車で向かう。

昼食後に病院に戻り、報告書とMRIのデータの入ったCD-Rを受け取る。まだ時間もあるので、結果を確認するために耳鼻科に寄るつもりで予約の電話を入れる。午後の診療は3時半からであった。2時間弱の時間があった。天気もよかったので近場の洗足池公園で持参した本でも読もうと病院を出る。

平日でもあり公園にはあまり人がいなかった。1時間ほどのんびりと過ごし病院に出向く。MRIの検査データを見て、医者は脳にも特に問題はないと告げてくれる。結局、原因はまったくつかめない。しかし、明らかな欠陥がないことが分かり、まずは安心した。その後もめまいは起こらず、僅かな眼振は続いている。

2011年5月 4日 (水)

眼振とめまい その3

2回目の検査は以下のとおりである。

電気眼振計検査(ENG):前回より詳細に眼振の検査を詳細に実施。

回転刺激検査 : 回転するイスに座り患者を回転させ、回転中と回転後の眼球の動きをENGで検査する

温度刺激検査:耳に冷たい水を入れて耳を刺激し、眼振やめまいが起こるかどうかを観察。

温度刺激検査では、ベッドの上に仰向けに寝かされ、首を90度ひねってどちらかの耳を上に向ける。冷水を外耳に注入し、眼球の動きを観察する。面白いことに、注入すると直ぐに、右耳は右から左に、左耳は左から右に眼が回る。これが回転性のめまいなのだろう。生まれてはじめての典型的なめまいの経験である。

冷水を入れるときに、外耳から空気が抜けるゴボゴボという音が鳴り響き、めまいが始まる。若い時代にダイビングを趣味にしていた。潜りはじめのときに耳に水が進入してきたときの感覚である。しかし、そのときにめまいが起こった記憶はない。この検査ほど急激に水が浸入しなかったためかもしれない。

冷水によりめまいが起こるのは正常な反応である。おそらく、瞬間的に平衡器官が麻痺し、それを視覚系で補償するために眼球運動が起こるのだろう。

以上の検査でも、原因は見つからなかった。最後の手段として、医者はMRI検査を提案する。連携している総合病院(荏原病院)に紹介状を書いてもらい、3日後に検査日を決めて予約を入れてもらう。

2011年5月 3日 (火)

眼振とめまい その2

発症から5日目に予約した病院に伺う。受付を済ますと、問診票を渡され症状を記入していく。めまいや眼振など感覚的な症状を具体的に説明するのはなかなか難しい。問診票の項目も判断しかねる質問が多い。

しばらく待たされた後、医者の問診が始まる。症状を説明すると、医者は眼振の状態を目視で確認した。この日も痙攣気味ではあったが、激しい振動ではないために、外見からは判別できなかったようだ。

問診の後、めまいに係わる一通りの検査を実施する。

重心動揺検査(参考HP):めまいやふらつきの検査。目を開けた状態と、閉じた状態での重心動揺を計測する。要するに「平衡機能」の検査である。

電気眼振計検査(ENG):電極を目の周辺に付けて眼球の筋電位を検出し、眼球の動きを検査する。その際、左右、あるいは上下に移動するマークを目で追尾させ、眼球の動きに異常がないかをチェックする。

聴力検査:通常の周波数領域ごとの検査のほかに、検査対象の反対側の耳にノイズを聞かせて、聴覚を検査する。

頚椎X線写真:多分、神経系の通っている頚椎部の骨の状態をチェックするのだろう。

頭部X線CT:脳梗塞・脳出血・脳腫瘍などの有無を確認。X線CTでは、軽微な異常は確認できない。

非注視眼振検査:「フレンツェル眼鏡」(参考HP)により、注視していない状態での眼球の動きを検査。

以上の検査を終了し、再度医者の問診である。聴力が若干低下しているが、それは歳のせいだろうとのこと。それ以外はいずれも問題なし。めまいの原因らしき結果が得られず、医者も首を傾げている。次回、もう少し詳しい検査をするというので、1週間後に予約を入れ、病院を後にする。

2011年5月 2日 (月)

眼振とめまい その1

1年半ほど前から、右目の視野が揺れる症状が出ている。右眼球が痙攣的に動いているようだ。日常的には、両眼視により無意識に左目に倣うのか、右目の痙攣は気にならない程度に収まっている。しかし、揺れが激しくなり、本などが読みつらくなる時もたまにある。気になって、NETで調べてみると眼振というらしい。

しばらくして結膜炎を発祥し、近場の眼科にかかった。ついでに眼振について医者に聞くと、目視で眼球の運動を診てくれたが、微妙な動きなのでよく分からなかったようだ。眼振は梗塞など脳の障害でも発症するらしく、心配ならMRI検査の紹介状を書くと医者にいわれた。

その後、悪化はしないものの、眼振は継続して出ていた。2週間ほど前の4月の中旬のある日、朝寝床から起き上がろうとすると、どういうわけか身体がふらつく。軽く酔っ払ったときの状態に近い。昨晩は休肝日で酒は飲んでなく、二日酔いではない。気をつければ、日常の行動はこなせそうな程度だ。そこで仕事に出かけることにし、駅の階段やホームでは特に注意しながら職場へ向かった。

その日、仕事仲間から酒に誘われた。しかし、まだ若干ふらつきが残っているため、既に先約があるとの方便を使って断った。酒によって症状が悪化することを恐れたのである。本当は久しぶりなので、お付き合いしたかったのだが。万一のこともあり迷惑はかけられない。

ふらつきは徐々に軽減していったが、3日ほど継続した。初めての経験である。眼振と併せて、どこかに異常を来たしているのではないかと心配になり、まじめにNETで調べなおした。

眼振の原因にはいろいろあるようだが、その見極めは結構難しいようだ。今回はめまいも発症したために心配になり、医者にかかってみることにした。さて、どこの医者に行くかである。一般的にめまいは耳鼻咽喉科で扱っているようだ。めまいは平衡器官障害で起こることが多く、確かにその中枢である三半規管は耳にある。

いくつかのHPをたどっていくと、日本めまい平衡医学会(HPはこちらです。)なる団体があった。この中にめまい外来を扱っている病院が掲載されていた。大学病院などの総合病院が多いが、担当医の都合なのか、受診可能な曜日が限定されているとことが多い。そこで、個人病院のうち、なるべく自宅に近い医者を受診してみることにして予約を入れた。

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