神田川散策
GWの中日である4日、嫁さんが散歩をしたいというので、神田川を永福町から源流の井の頭公園まで歩いてみることにした。自転車に乗り始めたころ、早朝によく走った道である。
井の頭線で明大前まで出て、甲州街道の陸橋を明大の正門側に渡る。正門の右手に駐輪場があり、その先に玉川上水の痕跡が通っている。今は、直ぐ先の谷を通る井の頭線を跨ぐために、直径1m以上もある鋼管が上下に2本、溝の中に納まっている。写真では上に茂った草で、鋼管が隠されてしまっている。
玉川上水は羽村の取水堰から始まり、新宿御苑の正門にあった四谷大木戸まで続いていた。全長は約43kmである。1653年に開削されたという。高低差は約90mのしかない。平均の斜度は0.2%である。武蔵野台地の尾根筋を通したらしいが、細かな起伏が多く、往時の測量技術の高さが偲ばれる。その先は木樋や石樋で造作された地下水路を通り、江戸の町に上水を配水していたという。
井の頭線を跨ぎ、線路沿いの坂道を神田川に向かって下っていく。明治大学側の崖の法面は、コンクリートで覆われているが、どういうわけか表面が凸凹である。造成した後に変形したとは考えられず、初めから凸凹にしたのだろうか。しかし何故。
さて、坂を下った先に神田川がある。玉川上水は先ほど書いたように尾根筋を通っており、その北の谷側に神田川は流れている。2本はほぼ平行して井の頭公園まで続く。
神田川に降りてすぐ、上流側に白鳥のような白い鳥がいると嫁さんがいう。確かにそれらしき白いものが見えるが、鳥かどうか判別がつかない。50mほど進むと何のことはない、ゴミの入った白いビニール袋が、浅い流れの上に出ていたのである。川にはゴミはほとんどないが、たまに不届き者がいるようだ。大きな鯉をそこかしこで見受ける。
神田川の散策路はよく整備されている。道に沿う家々も、様々な草花を植え、色とりどりの花を咲かせている。花の名前に詳しくはなく、写真にとって後で調べることにしている。しかし、分からないことが多い。これはなんという花だろうか。
川を遡上していく途中、下高井戸5丁目に塚山公園がある。その脇に、しゃが(アヤメ科:これもネットで調査)が鮮やかに咲いていた。
この公園の場所には縄文時代の遺跡があったらしく、コンクリートの縄文家屋が据えられていた。ということは、神田川は相その当時から流れていた川なのだろう。
公園を過ぎた辺りから、川の底がきれいに整備されている。場所によっては、水生の草花が植えられている。
三鷹台の駅の先には、近隣の幼稚園児が作ったと思しき、かわいいこいのぼりが川の上一面に泳いでいた。
井の頭公園の隣の三鷹の森で、途中で購入した弁当を食べる。井の頭公園は人で溢れていたが、こちらは然程でもない。しばらくのんびりした後、井の頭公園に戻り散策する。貸しボートが、池を埋め尽くしていた。
混雑に少々疲れ、吉祥寺の駅前のケーキ屋で一休みし、吉祥寺の町をぶらついて帰途に着く。帰宅後、万歩計を確認してみると23000歩に達していた。16km程の距離を歩いたことになる。


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